
活動場所:嬉野台生涯教育センター サバイバルキャンプ場
今年の春季野営では、カブ隊の春舎営と合同で実施し、カブ隊との合同プログラムでは、ボーイ隊の各班にカブスカウトを振り分けて、班単位での活動をしました。
カブ隊との合同でプログラムをすることにより、班長、次長の指示の出し方や、スカウトの行動や意識が非常に高まり、この3日間でスカウトは大きく成長しました。
初日の午後はサイトの「設営」を行い、夜はカブ隊と合同で「五感訓練と班サイトでの談話」を行いました。
夜の五感訓練では、カブスカウトと一緒に4つのポイントを設けて訓練をしました。
①視覚(ブルーシートで隠されたところから上に上がった物が何かを答える)
②触覚(机に置かれた5つの野菜を重い順に答える)
③嗅覚(紙コップの中身を匂いで何かを答える)
④味覚(スプーンに乗せられた食べ物、飲み物を何か答える)
2日目の午前中はカブ隊と合同で「デン作り」をし、昼食は「流しそうめん」、午後は「ワークショップ」を行い、夜はカブ隊と合同で「キャンプファイヤー」をしました。
「デン」とは、カブスカウトにおけるケモノの巣を表し、秘密基地や隠れ家のようなイメージのことです。
野営場にある自然の物とブルーシートを使って、事前に各班で話し合ってイメージした「デン」を作りました。
どちらの班も全員で協力して作った「デン」に入ることができ、素晴らしい「デン」が完成しました。
「ワークショップ」では、簡易測量器を使った計測を行いました。
「キャンプファイヤー」では、スタンツ、ソングやゲーム等でカブスカウトと一緒に盛り上がりました。
3日目の午前中は、カブ隊と合同で班毎で「火おこし対決」等を行い、その後、サイトの撤営をしました。
「火おこし対決」は、決められた時間で薪拾いをして、カマドに置かれた鍋に入った水が沸騰するまでの時間を競いました。
各班、カブスカウトが集めてきた薪を使って、ボーイ隊のスカウトが薪を組んで、マッチは1本だけて火をおこすことができました。
今年度の野営は、7月の訓練野営と、8月の長期野営の2回です。
次回の野営に向けての準備は今から始まっています。
各班、各スカウトの成長した姿が見られることを期待します。