蒜山バイブルキャンプで8月10日から14日の日程で夏季野営を実施しました。
5泊6日の予定でしたが、台風の影響で1日短くなり、前半の3日間はボーイ隊単独で、後半の2日間は1団全体の行事(リトルベンチャー)としてビーバースカウトからローバースカウトまでの全スカウト、隊指導者、団委員、保護者の総勢100名が集まり活動を行いました。
今回の野営は、今年度の総仕上げとして、「快適な野営生活を送ろう」をテーマにサイト設営や改善、美味しい食事以外に、「時間厳守」、「メリハリをつけた行動」、「整理整頓」の3つを具体的な目標として掲げ活動しました。
野営初日から、これまでの訓練の成果が発揮され、スカウトたちはスムーズな設営ができ、美味しいご飯を頂きました。
工作物では、班員全員が座れる椅子付きテーブルや後半のリトルベンチャーで合流する後輩や保護者をもてなす来客用の椅子について、各班が工夫を凝らして作成しました。また、料理では、スカウト定食以外に蒜山焼そば、朝どれの生トウモロコシなどご当地のグルメを満喫しました。
野営3日目は朝3:30に集合して、中蒜山山頂を目指しハイキングを行い、日の出や雲海、山頂での景色を堪能しました。下山後は、塩釜冷泉の流れる川で川遊びや西瓜割りを行い、自然を満喫しました。
野営4日目からは、リトルベンチャーでの合同活動になります。ボーイ隊はセレモニーでは国旗掲揚やソングの指揮を担当し、大勢の中で緊張していましたが良い経験となりました。また、全体プログラムでは縦割りで5つの班に分かれ、各班の班長、次長として後輩たちと一緒に美味しいアイスクリームを作りました。その後の班サイト見学では来客用の椅子に座ってもらいボーイ隊の活動の説明をするなど、おもてなしをしました。
夜の大営火は、ボーイ隊の班長3名の点火によりスタートしました。スタンツはスカウト活動に関連する寸劇で各班が工夫を凝らした発表で、全体を通じて後輩たちのお手本となる働きをしていました。
予定より1日短くなりましたが、長期野営を通じてスカウトたちは大きく成長しました。疲れが見える後半に成長した班や苦しんだ班とそれぞれでしたが、長期野営でしか得ることができない経験です、今回の経験を次のステップ(次年度)に活かしてくれる事を期待しています。
リトルベンチャーはコロナ禍の影響で6年ぶりの開催となりました。台風の影響もあり予定の2泊から急遽1泊へと変更になりましたが、100名近くの参加があり団内総親和がはかれ、アフターコロナへ向けた新たなスタートとなりました。