
【7月隊集会 訓練野営1日目】
厳しい暑さの中、スカウトは今回の野営地、甲山キャンプ場まで歩いて到着。予定より到着が遅れたため、体調不良などを心配しましたが、元気な様子で安心しました。
両班とも2名ずつ、という少数ながらも役割分担をし、できる事から一つ一つ丁寧に作業を進めていました。
それぞれが状況を把握して、自ら行動していく姿を見て、成長を感じました。
夜プロは、ボンファイヤーでした。
班ごとに小さな焚き火を囲んで夏野営に向けての抱負・やりたい事・班の運営についてをテーマに語らいました。
明日は両班とも班サイトを改善すべく、プログラムの合間に、整理整頓・工作物の制作・薪拾いをしておく、など、サイト管理作業を課題に挙げています。少ない時間の中で、創意工夫をしてサイトの管理作業を進めて欲しいです。
【7月隊集会 訓練野営2日目&3日目】
【2日目午前:ワークショップ】
スカウト技能の向上のため、観察・読図・略地図・手旗・計測のテーマでそれぞれの課題をこなしました。
【2日目午後:実践ミニハイク】
森林公園内を、ポイントハイクしました。各ポイントでの課題は、午前中のワークショップで学んだ計測や手旗や読図の技能を使って解く問題で、進級手帳の項目をクリアできたスカウトもいました。
【2日目夜:五感訓練】
味覚では、五味を認識し、それを表現して伝える、など難易度の高いものもありました。
【3日目午前:濾過装置作り&火おこし対決】
濾過装置作りでは、様々な大きさの石、炭、砂利、キッチンペーパーなどで層を作り、泥水を注ぎ、濾過された水の透明度を競いました。
真っ黒な泥水が濾過を重ねる度に透明度を増していきました。
火おこし対決では まきをくべて、500mlの水を早く沸騰させるまでの早さを競いました。常設の釜戸を使いましたが、火から鍋ややかんまでの距離があるため、沸騰させるには、火の大きさや場所の調節に工夫が必要になります。
訓練野営という事で、スカウトは多くの技能を身につけることができたと思います。厳しい暑さのせいか、動きが緩慢になる時間帯もありました。班長次長は今回の野営での反省点、改善点を認識し、集大成である夏野営に向けて班員の協力を促し、準備を進めていってくれる事を期待します。